CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< December 2010 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
PROFILE
OTHERS

What's New! EFF

EFFのイベントの予告/報告や
Panasonic NPO サポートファンド(環境分野)のスケジュールなどについてお知らせします。
森林整備活動報告 奈良・吉野町2010
報告作成日 2010年11月 報告作成者 美濃部



11月13日、例年よりも暖かい気候の中、奈良県吉野山で多くの一般と協賛企業のボランティア、現地の林業専門家の参画のもと、恒例の間伐作業を実施した。 吉野の山は、綺麗な紅で色づいていた。

専門家によるボランティアのフォロー体制を強化するため、参加者は、昨年よりも少なめの設定とすることとした。それでも、総勢100名・全8班である。 何度も吉野町フォレスト活動に参加頂いているベテランボランティアには、各班のサブリーダーにもなっていただく。 吉野の山が守られているのは、そのように継続して参加くださる主体的ボランティアの存在があるからこそである。



いつもより急勾配な斜面を慎重に登っていくボランティア。目指すは、山の中腹当たりにあるなだらかな場所。

今回の活動は間伐する樹の選木から始める。班長の分かり易い指導のもと、伐る樹を選び、倒す方向を決める。木に縄をかけ、腕の反動で上へ上げていく。鉈と鋸である程度の切れ込みを入れた後、この縄を引っ張って、樹を倒すのだ。

◆間伐とは・・・
 植え付けたスギ、ヒノキが成長してくると、隣どうしの木々が込み合って、林の中が暗くなってくる。そのまま放っておくと、モヤシのようなヒョロヒョロの期になって、最後は共倒れになって枯れてしまう。そこで、込み合っている木の一部を伐り倒して木と木の間隔をあける作業が必要になる。それが間伐である。
 間伐をすることによって、残った木々はあいた空間に枝葉を伸ばして、健全に成長を続けられるようになる。間伐は5〜10年の間隔で行う。木が込んでくると、地面に光が入らないために、草木が生えず土がむき出しになって、雨などと一緒に土が流れてしまう。このような状態にならないよう、間伐をして森林を保全しなければならない

◆選木のやり方
 選木とは、成長の劣った木(劣勢木)や幹の曲がった木(形質不良木)あるいは、暴れ木(暴領木)と言って極端に成長の良い木に記しを付ける作業のことを言う。
 間伐を行うことによって、大きさの揃った葉や氏になります。選木の作業は、傾斜の上部から等高線に沿って幅20〜30mの帯状に区分を想定、下を見下ろす位置から形質の良否や互いに影響する隣接の立木を比較しながら順次下方に移動する。但し、林縁木と言われる林の端の木は、風邪が入るので間伐の対象とはしない。




1本に付き10分ほどかけて鉈で3分の1程度の切り込みを入れる。これが樹を倒す受け口となる。反対からも鋸で切り、引っ張れば倒れるという段階になれば、あとは縄を引くだけだ。総勢100名・全8班による2時間の間伐作業は、「バサバサバサー。どーん。」という大きな音を吉野の山に鳴り響かせた。 ボランティアは、緊張と興奮が入り混じった顔で、その音から自分が山を守っている実感を得ていた。



間伐予定地1ha(35年生の林) のうち0.6haの雑木山林の20%間伐を実施した。 伐り出した木の一部は、クレーンで引き揚げられ、トラックに乗せられた。製材練習用原木として、吉野高校に搬出される。 各班、二時間かけて、30本程度の間伐をすることができた。清々しい笑顔の理由は、木を切った達成感と高揚感だけでなく、山が綺麗になったおかげで日の光が入るようになったせいかもしれない。

<今回の活動実績> 間伐、小切り、材の搬出

<参加者> 100名
ザ・パック蝓↓螢┘妊オン(家電専門店「ミドリ」など)、螢▲奪轡紂次Ε察次Εレアシオン、吉野高校、吉野中央森林組合、吉野山林業研究会、吉野町林業研究会、吉野山自治会、奈良県南部農林振興事務所、奈良県森林技術センター、一般参加の皆様、(特活)地球と未来の環境基金(EFF)
| イベント予告/報告 | 17:29 | - | - |